幼児におすすめの英語絵本

娘がまだ5歳ということもあって、最近、英語の絵本の研究にハマっています。英語の絵本の魅力は、なんといってもその世界観(英語圏の文化や価値観)がとっても面白いということです!

今回は最近見つけて面白かった絵本2冊をご紹介します。

○One of these is not like the others

この絵本のテーマはまさに、「多様性(ダイバーシティー)」です。

4匹のうち、あれっ?1匹だけ何だか違うものが混じっている。。。という状況をユーモラスに描いた作品で、決してその状況をネガティブに「仲間外れ」とせず、違いを「個性」としてポジティブに伝えている点に感動しました!

最近よく耳にする「みんな違ってみんないい」(金子みすゞさんの童謡)のフレーズを思い出させます。

個人的には、カタツムリのページなんて最高!!気になる方は是非読んでみてください。

○No, David!

いたずらっこのデイビッドが色々とやらかしてしまうという話。娘は、ワイルドすぎるデイビッドの仕業がとても面白かった様で、ゲラゲラ笑っていました。

デイビッドが散々やらかして、ママが常に叱っているという展開ですが、最後の最後にママは、「大好きよ」と言ってデイビッドを抱きしめます。

ママ友にこの作品を見せた時に、最後の展開に「なんで?なんでそうなるの?」と言っていました。そうなんです、この意表を突いた結末に作者のセンスを感じます!

悲劇を喜劇に転換するところがアメリカっぽいなと思いますし、親子の愛というメッセージは万国共通だとも思いました。幼児にはわかりやすいストーリー展開なので、おすすめです!

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