ちょうど20年前に。。。
私は大学卒業後、映画制作の勉強がしたい!という野心を抱いて(完全に若気の至りです。。。)、アメリカ・カリフォルニア州のオレンジ郡というところに渡米しました。ちょうど今から20年前の2001年5月のことです。最初は定住するところも決まっていなかったので、カレッジからの斡旋でホストファミリーが決まるまでは、約2週間モーテル暮らしでした。この2週間のきつかったこと!!それまでに海外旅行は数回経験していましたが、ひとり暮らしの経験は無かったので、単純に「ひとり」になったのはこれが生まれて初めてでした。それも広大なアメリカに、友人・知人も居ない状態で。。。不安と孤独と、時差ボケで生きた心地がしませんでした。今考えても若さ故に出来た事だとつくづく思います。
当時、留学ブームで、私の留学先のカレッジでも日本人は大変多く、クラスによっては2割ほど日本人が居ました。それでも当初、母は、「アメリカ=銃社会=銃で撃たれる」という先入観が強く、留学に猛反対でした。私の留学が決まった時は、「娘はもう亡くなったものと考える!」と言って、私の身代わりに犬(なぜかオス)を飼う始末でした。何はともあれ、私の身勝手な決断を応援してくれた両親に今でも感謝しています。この数年間の貴重な留学経験があったからこそ、今の自分があるのですから。
私のアメリカ留学時代の大冒険については、今後また紹介していきますね!!
今はこんなご時世ですが、一刻も早く、自由に若者が野望を持って海外留学できる日が戻ってきて欲しいと願って止みません。
文:野田圭子