アメリカで食べた恋しい食べ物
アメリカに居たのは20年前になりますが、いまだにあの頃に良く食べていた料理が無性に食べたくなったりします。今回はその恋しいメニューを3つほどご紹介します。早く自由に旅行して美味しい料理を堪能できる世の中に戻って欲しいですね。
- Wahoosのフィッシュタコ
この「ワフーズ」というタコスのお店は、南カリフォルニア発祥のチェーン店です。知らない間に、東京にも出店していて、びっくりしました!私のお勧めは何といっても「フィッシュタコ」。ソフトシェル(柔らかいタコスの生地)に、癖のない白身の魚が載せてあって、フレッシュトマトのサルサソースをかけて食べるともうそれは絶品。お肉よりヘルシーですし、あっさりしているので無限に食べられます(笑)あ~っ、食べたい!!
- BCD Tofu Houseのスンドゥブ(豆腐料理)
https://www.bcdtofuhouse.com/view-the-menu
南カリフォルニアに、ガーデングローブという町があるのですが、ここには韓国系のお店が集中していたのを記憶しています。私が訪れていたのは、20年も前ですから、少しメニューは変わっているようですが、ここの牡蛎の豆腐チゲが最高でした!私は激辛は苦手なので、確かお店では辛さが選べていつも「マイルド」にしていた記憶があります。石鍋に真っ赤なチゲスープにふわふわの豆腐と海鮮や野菜が入っていて、ぐつぐつと音を立てた状態でテーブルにやってきます。別途白米をオーダーして、スープに少しづつご飯を入れながら、大事に大事に食べたのを覚えています。牡蛎といってもとてもリーズナブルで、当時は6ドル程度だったと思います。
- リトル・サイゴンのフォー(お米のヌードル)
南カリフォルニアには、アジア系の移民が多く、リトル・サイゴンという町には、地名からも想像できますが、ベトナム系のコミュニティーがあります。そこには無数にフォーのお店があります。特定のお店は覚えていないのですが、どこのお店も本当に安くて美味しかったこと!当時一杯2ドル台で食べれたと思います。ふらーっとお店に入ると、広々とした店内にテーブルで休憩している人が数名いて、その中の一人がオーダーを取りに来るのですが、最初は「えっ、あなたはお客ではなく、店員さん?!」と意表をつかれたものです。そして、注文を取ってから、びっくりするぐらい早く料理がやってきます。鶏や牛肉の出汁をベースにしたあっさりスープに、もちもちした米の麺。柑橘をしぼって、お好みでレモングラスやパクチーを添えて頂きます。南カリフォルニアは、日本のような四季はないですが、冬場は夜になるとそれなりに冷えます。フォーは身も心も温まるベトナムのソールフードです!